中国政府がガソリンや航空燃料の輸出を禁止したと、ロイター通信が報じました。中東情勢の緊迫を受け、国内での供給を優先する狙いがあります。
ロイター通信によりますと、中国の国家発展改革委員会が輸出を禁止したのは、ガソリンや軽油、航空燃料です。
国家エネルギー局によりますと、中国は国内で消費する原油のおよそ7割を輸入に頼っていて、そのうちおよそ13%がイラン産だということです。
中国の原油輸入先のトップはロシアですが、サウジアラビアやイラクなど中東諸国からも輸入しています。
ホルムズ海峡が事実上封鎖されるなど、中東情勢が緊迫するなか、中国では今月9日、レギュラーガソリンの価格が1リットルあたりおよそ13円値上げされ、176円に設定されたほか、原油から精製される製品の値段が上昇しています。
中国政府としては、国内への供給を優先することで、ガソリンなどの価格を安定させたい思惑があります。
中国の税関総署によりますと、今年1月、2月の原油の輸入量は去年の同じ時期と比べて15.8%増えていて、原油の備蓄量も増やしているものとみられます。
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