枝元さん「めちゃくちゃきれいになっていますね。きょう初めて見ました、きれいになったのを」

この日、先頭車両の傍らにはボロボロになった2号車・3号車もありました。

この10年、雨風にさらされながら、塗装の練習や脱線復旧訓練などに使われた勲章です。

枝元さん「自分は相棒みたいに思っていて。夜は『おつかれさま』と言って帰り、朝仕事に行くときに『いってきます』と、横を通るたびに思っていました」

枝元さん「窓とかドアとか雨の汚れとか、塗装も剥げていたので。めちゃくちゃきれいになっています。嬉しい、これは嬉しい、すごい」

そして、3月12日。先頭車両が輸送用のトレーラーへと積み込まれました。

熊本地震から10年。「つばめ」は、まもなく最後の旅に出ます。

地震発生時の運転士 枝元正哉さん「もう営業列車としては走れませんけど、またみんなの前に出て来られるのは、自分としても、とても嬉しい。本当に、この車両をみんなに見てもらいたいですね」