震災で見上げた「満天の星」

ショーのタイトル「notte stellata」は、イタリア語で「満天の星」を意味する。これは震災当夜の星空に由来している。羽生さんは当時を振り返り「僕にとってはやはり当時電気が本当に全部一気に真っ暗になって、現実味がないこの仙台の街並みの中で唯一見えた光が、僕にとっては星空で」と語った。

「やっぱり簡単に希望だったよとか、何か力をもらったよっていう簡単な言葉では表せないんですけれども、なんかそこに感動を覚えたりとか、心を動かされるきっかけになったんですよね。僕もそんな存在になれたらいいなという意味を込めて、notte stellataというプログラムを滑らせていただいています」

15年が経った現在でも「1月ぐらいからずっとざわざわしてて心が落ち着かないような日々を過ごしていた」と明かし、時間が経っても変わらない心境を率直に語った。