“忘れない”から“知ること”へ…同じことを繰り返さないために

堀啓知キャスター)
国と東京電力は2051年までの廃炉完了を目指しています。現在進行形の出来事です。

コメンテーター・寺井裕美子さん)
私は当時東京で、帰宅困難になりました。15年と聞くと長く感じるが当時のことは鮮明に覚えています。その時の日本を知らない人たちが増えていく中で、日々の備えも必要かなと思います。語る、つなぐことが防災にもなるのではないと思います。

森田絹子キャスター)
宍戸さんは「震災を体験した人が語れる時代はいずれ終わりが来る。だからこそ、同じことを繰り返さないため、福島で何があったのかを真実が上塗りされないよう正しく後世に伝える必要がある」と熊谷記者に何度も話していたということです。

コメンテーター・野宮範子さん)
見通せない廃炉、核のゴミのこと、ふるさとを離れざるを得ない福島の人たちにとっては何年経っても現在進行形のこと。電気を使う人みんなにとって福島の事故は自分のことだと思います。福島第一原発が載っている地図と、泊原発が載っている地図を比べてみて、30キロ圏内にどんな町があるんだろうと。50キロ圏内には札幌もあります。福島の事故の後、安全対策が強化されて泊原発の再稼働に向かっていますが、福島の15年、そしてこれから自分のこととしていかなければと強く思います。

堀キャスター)
原発事故は、安全神話を過信しすぎた人災だと、国会の事故調査委員会は断定しています。この教訓は必ず未来に活かしていかなければいけません。