北海道室蘭市は、住民が津波から避難する際に線路を横断できる避難経路を整備しました。
室蘭市日の出町です。
巨大地震が起きた場合、発生から41分後に津波の第1波が到達する浸水想定区域です。
目の前に高台があるものの立ち入り禁止の線路が行く手を阻み、東側の地下歩道か西側の跨線橋のどちらかに迂回しなくてはならず、時間がかかることが課題でした。
日の出町2丁目第1町会・防災士 橋本正敏会長
「アンダーパスは水没する可能性があり、現実的ではない。目の前が高台になっているので、命を守る場所としてはここが最適」
住民らの要望を受けて、室蘭市はJR北海道と協議し、津波の避難時に限り線路内に立ち入れるよう、日の出町などの3か所に非常扉を設置しました。
最も東側にある非常扉は線路を横断することで、最寄りの鷲別駅の跨線橋までの距離が近くなり、高台への避難時間の短縮が期待されます。
日の出町2丁目第1町会・防災士 橋本正敏会長
「命を守る手段、最良の手段ができた。最短の避難通路ができたことは地域住民にとっては最大の喜び。訓練してみんなが使えるようにしたい」
室蘭市は、10日に現地で住民に使い方を説明し、20日から運用を始める予定です。














