最も安全であるはずの学校で起きた“悲劇”

戸惑いを抱えながら向かったのは石巻市の震災遺構「大川小学校」です。
ここでは児童と教職員あわせて84人が犠牲となりました。本来、最も安全であるはずの学校で起きた、悲劇でした。

影山拓也さん:
「当時のままってことですか?」

(ディレクター:がれきは撤去されましたが、そのままです)

影山拓也さん:
「津波は何メートルぐらいだったんですか?」

(ディレクター:この上、2階まできている)

影山拓也さん:
「この上…怖かっただろうな」

学校のそばには、すぐに避難できる山がありました。
しかし、約50分間も校庭にとどまり続け、ようやく避難に向かったのは、山ではなく、川沿いにある橋のたもと。

子どもたちは遡上してきた津波の犠牲となったのです。のちの裁判では、具体的な避難計画が無かったことなどが厳しく問われました。