京都で25日に行われた全国高校駅伝女子で長野東高校が長野県勢女子初となる優勝を果たしました。

レースは京都市の「たけびしスタジアム京都」を発着するコースで開催され、47チームが出場しました。

長野県代表の長野東は過去最高は2位、メダルを狙います。

1区は2年生の名和夏乃子選手19分26秒の4位で2区の1年生窪田舞選手につなぎます。窪田選手は1年生ながら区間7位と粘りの走りを見せ、仙台育英に次ぐ2位まで順位を上げ、トップと13秒差で3区の仁科玲美選手(3年)にたすきをつなぎます。
仁科選手は区間賞をとった立命館宇治の細谷選手にくらいつき、3位で4区佐藤悠花選手(3年)につなぎました。この時点で2位立命館宇治とは14秒差、トップの仙台育英とは17秒差です。

佐藤選手は区間賞の走りで、立命館宇治をとらえ2位でたすきをつなぐと、13秒差でアンカーのエース村岡美玖選手(3年)につなぎます。村岡選手は中間点過ぎに先行する仙台育英をとらえ、14秒差をつけフィニッシュ、初優勝を果たしました。
タイムは1時間7分37秒でした。

村岡選手は「前へ前へという気持ちでゴールテープを目指して走った。本当にたくさんの皆さんに支えていただいたからこそつかみ取ることができた」と喜びを語りました。

就任3年目で初の優勝に導いた横打史雄監督は「思い描いた通りの展開を子どもたちが作ってくれた」と初優勝をかみしめていました。