20年の歩みと、変わらない音楽への欲求

ドラマ『未来のムスコ』より

秦さんは、この20年を「本当に濃密だった」と振り返る。時間としてはあっという間にも感じられるが、一言では言い表せないほど多くの出来事があった。「もう20年たったんだなと思えること自体が、すごく幸せなことだと思います」と、継続できたことへの感謝をかみ締める。

20年前と現在とで音楽への向き合い方に変化があったかと尋ねると、秦さんは「根本的な部分は変わっていない」と明かす。何をどう表現するのか、自身の音楽的欲求は何なのか、それを形にしたいという思いは一貫しているという。

一方で、音楽との“付き合い方”は変化した。「今が頑張り時なのか、少し休んだほうがいいのか。そういう判断はできるようになったかもしれません」と語り、経験を重ねたからこその距離感をにじませた。