娘・美果さんと対面した角谷さん
角谷さんは家族とともに美果さんがいる部屋に向かいます。部屋に入ると、ビニールに包まれた娘の姿がありました。
(角谷武美さん)
「私は不安な気持ちでそちらへ歩きかけましたが、途中で足元がおぼつかなくなり、よろけてしまいました。情けない話ですが、本当に美果がこの部屋の中にいたらと思うと腰が抜けそうな感じになっていました。」
「しかし、自分は美果がいるこの部屋にどうしても入らなければならない。それよりも本当に美果なのかどうか確かめなければならないと心を強く持って入りました」
「狭い部屋の中央にはベッドがあり、その上にビニールに包まれた遺体がひとつだけありました」
「私にはまだ美果は死んだとは思えませんでしたが、その袋のチャックを開けるとそこには紛れもない目をつぶって眠っているあの美果の顔が見えました」
「まさかと思うと同時にやっぱりだめなのか…、いや、でももしかしてという考えや悲しみという言葉では表現できないような思い、いろいろな考えや気持ちが入り乱れて湧いてきました。そして周りにはいろいろな人がいましたが、体の中から悲しみが湧き上がり耐えきれずに泣き叫んでしまいました。涙があとからあとから流れ出ました。止めようと思っても止まりませんでした」














