贈られた新聞は今後、県立博物館で保管され、夏頃には展示も行われる予定だということです。

県立博物館 工藤健専門学芸調査員
「東海新報さんも社員のみなさん被災しながら、でもこうやって取材を続けて新聞の刊行を続けて、そのことの歴史もとても大切で。そういうものを取っておいた方がいらっしゃることもまた大切で。それが博物館の資料として当館で保管できるっていうのはとても有難いことだと思っています」

熊谷さんはこの新聞を、津波のない内陸の人にも見てもらいたいと願っています。熊谷さん
「確かに風化も防げると思いますし、こんな大変だったんだなって思う気持ちもちょっとは大変だったって思っていただくのは、実は自分の本意じゃないんですが、何かを感じていただければなというふうに思っております」

震災からまもなく15年。記憶の風化が課題となる中、熊谷さんの伝承への思いが博物館に引き継がれています。