裁判所「性犯罪事案全体の中でも格別に悪質であり、被告人の刑事責任は極めて重い」断罪

法廷での永末被告

福岡地裁小倉支部は、被害結果の重大性について
「被害者らは、多大な精神的苦痛を受けている。本件の被害結果は極めて重大であり、被害者や保護者の多くが、可能な限りの厳罰を求めているのも当然である」
「児童ポルノ製造等の犯行についてみても、撮影、保存等された動画、画像は膨大な数である上、時には複数の撮影機器を用いて複数の角度から撮影するなどして鮮明な動画等を製造しており、相当に悪質」
と判示したうえで、
永末被告の刑事責任について
「永末被告は、長期間にわたり、弱い立場にある多数の児童の人格、尊厳やその時々の心情に思いを致すことなく、自らの欲求のためにこれらを犠牲にしてきたのであって、他者を尊重する発想が欠如しているというほかなく、そのような人格態度は厳しい非難を免れない」
「本件の犯情は、性犯罪事案全体の中でも格別に悪質であり、被告人の刑事責任は極めて重い」
と断罪した。