なぜ今、制限撤廃? 「日本を守る」メリットも?
高柳キャスター:
いま“武器”輸出の制限撤廃が必要な理由の一つとして、「同盟国などとの防衛協力関係の維持」が挙げられます。

TBS報道局政治部 渡部記者:
今の時代というのは、非常に複雑な安全保障環境にあります。また外交・安全保障の世界には「苦しい時に武器を融通し合えない、支え合えない国とは本当の同盟は組めない」という考えもあります。
さらに制限撤廃が必要な理由として、国内の「防衛産業の維持」が挙げられています。
これは、「日本が自らを自らの力で守る」というところに直結する話ですが、今の日本の防衛産業は「自衛隊」だけが顧客となっていて、利益が出ず衰退し続けている現状があります。
海外にマーケットを広げることで、日本の防衛産業の衰退を食い止め、日本が日本を守るための武器を作る力が維持できるという考え方もあります。
高柳キャスター:
この「防衛装備品の輸出」についてJNNが世論調査を行ったところ、現状維持すべき、という考えが4割となりました。

【JNN世論調査】
2月28日・3月1日 全国18歳以上対象
RDD方式/有効回答1028人
Q.防衛装備品の輸出について
▼条件をつけず輸出を全面的に解禁すべき: 7%
▼一定の条件や歯止めを設けた上で解禁すべき: 33%
▼今のルール通り殺傷能力をもたない防衛装備品に限って輸出すべき: 41%
▼殺傷能力の有無に限らず、防衛装備品の輸出をやめるべき: 16%














