ふるさとが育む詩のこころ
──永瀬さんの詩が生まれた赤磐市の雰囲気はどう感じられますか。
(若松英輔さん)
「僕は、初めてではもちろんなくて、何度かお伺いしてるんですけど、やっぱり永瀬さんの詩ってここじゃないと生まれないなって思います。それはね、強く強く思います。
風土というと月並みなんですけども、我々は、言葉というものを時代から受け取るだけじゃなくて場所から受け取ってるんです。
方言ってそうですよね。方言だけじゃなくて、土地だからこそ大事にされてる言葉とか、特別な意味を持つ言葉みたいなものは、我々の人格を形成するんです。
我々は言葉によって、世界と自分っていうものを作ってくわけですよね。それが土地と深くつながってる以上、影響を受けないことはないと思うので。
永瀬さんはこの土地じゃなかったら違う詩人になってたと思います。やっぱり。それくらい重要ですよね」














