「この先何ができるのか」汗で諦めた夢 娘の告白に母親は…

優子さん
「汗で勉強にうまく取り組めなかったのと、コミュニケーションを取るのが恥ずかしい。人との接触が怖くなってしまった」

40代の優子さんは、多汗症の悩みを誰にも打ちあけることができないまま、2年生の終わりに高校を中退した。

その後、当時の大学入学資格検定をうけ、大学に入学したが、そこでも壁にぶつかった。

優子さん
「就職活動もうまくできなかったので、そのまま卒業してしまって。今後この手でどんな仕事ができるんだろうって悩んでいた」

ものづくりの仕事につきたかったが、手の汗で諦めざるを得なかった。現在は週に5日、テレワークで仕事をしている。

優子さんは多汗症を隠して生きてきた。数年前、母親に初めて手から滴り落ちる汗を見せたとき…

優子さん
「『そんな体に産んじゃってごめんね』って言われて。10代の頃は『こんな体に産んで』っていうふうに思ってた時期もあったので、そういうふうに言われると何て返したらいいんだろうってすごく悩んじゃいました」