トランプ氏“大規模攻撃”示唆 今後の動きは?

小川キャスター:
ただ、トランプ大統領は作戦は4~5週間続くと、さらに大規模な攻撃も示唆していますよね。

真山仁さん:
「平和を守りましょう」と訴えてきた側(アメリカなど)が、どう考えても平和と反対のことを堂々と悪びれずやっている。普通はもっと非難されなくてはいけないのに非難しないのは、みんなアメリカが怖いのでしょうか?

秌場聖治記者:
間違いなく遠慮はしている。アメリカも「力による平和」を打ち出しているように、平和の定義を変えてしまっている。

2日のヘグセス長官の会見を見る限り、何を目的としているのか今ひとつはっきりしない。自分たちの作戦が終わった後は「イランの皆さんにおまかせです」という形で、おそらく自分たちやイスラエルにとっての脅威さえ取り除けば、西半球以外のところが混乱しても「まあいいか。勝手にやってくれ」ということではないかなとすら思えてきます。

真山仁さん:
イラク戦争で中東全部に被害があったときも、アメリカがちょっかいを出して、後で「間違いだった」と言っていた。何かあったら西半球のことしかしない。

他の先進国も、こういういい加減なことをするのはいかがなものかと声をあげないのか。第三次世界大戦がこうやって始まったと言われかねない事になっている気がする。これは私が思い込みすぎているのでしょうか?

秌場聖治記者:
イラクの教訓をアメリカは今回学んでいる。「1回政権を倒したら、後は手出ししない。自分たちが関わると、泥沼になってアメリカ兵がたくさん死ぬから」という教訓の学び方をしている。

真山仁さん:
極端なことを言えばイラン人が何人死んでもいいということ?

秌場聖治記者:
極端なことを言えば、そういうことになるかもしれない。

小川キャスター:
イランの隣のアフガニスタンでも、パキスタンと戦火を交えているという状況ですから。中東情勢は混乱を極めています。

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<プロフィール>
秌場聖治
元JNN中東支局長
シリア内戦など中東各地を取材

真山仁さん
小説家 2004年「ハゲタカ」でデビュー
最新作は能登地震がテーマの「ここにいるよ」