ブームは「シール帳」から「お菓子帳」に?子どもたちを惹きつける魅力とは?

中身そのまま貼ってコレクション

2025年度も残り1か月。子どもたちに、この1年で何が流行ったかを聞いて特に多かったのがー

「お菓子帳。3年生2年生、5年生の子たちもやってた」(小3女子)
「お菓子帳が流行っている」(中1女子)

【お菓子帳】とは、バインダーやファイルに駄菓子や小袋のお菓子を袋のまま両面テープで貼り付けたコレクションブックのこと。

SNS上では「作ってみた」動画が数多く投稿され、お菓子メーカーやコンビニも公式アカウントで紹介するほど注目されています。

それにしても、ナゼお菓子?

小5女子:
「シールは最近整理券になっちゃって、整理券とれないと買えない」

人気のあまり今やシールは全国的に品薄状態。そこで、シールの代わりとしてお菓子をコレクションし、友達同士で交換をして楽しむのだといいます。

“超特大”お菓子帳…交換の基準は?

この日集まったのはダンス教室の友達6人。それぞれがお菓子帳を持って来ていますが、厚さ20cmほど、重さ1720gと特大サイズのお菓子帳も。

どんなお菓子がコレクションされているのか見せてもらうと…

れいらさん(小6):
「ここが、ねるねるねるね。大きいし、分厚い。その方がお菓子帳が映える」

お菓子の大きさでインパクトを出したり、パッケージの色を統一するなど“見栄えを重視”して貼るのが、ポイントなんだとか。

「これ欲しい」「いいよ、じゃあねこれ欲しい」「これいい?」「いいよ、いいよ」などワイワイしながらのお菓子交換。

さくらこさん(小4)と、こはるさん(小5)の間で交渉が成立したのは、「柿の種サンダー」(約40円※番組調べ)と、原宿系バズるスイーツクリエイター・しなこプロデュースの「セボンスターマシュマロ」(648円)の交換。

値段的に少しバランスが悪いようにも感じますが、子どもたちの交換の基準は値段ではないようです。

さくらこさん:
「自分が持っていないお菓子。あとは今食べたいな~って(笑)」

れいらさん:
「初めて見たものは気になる」

決まった基準があるわけではなく、その時の好みや持っているかどうかが大事。しかも、自分がちょうどいいお菓子を持っていない時は「○○予約」などお菓子に付箋を貼ってキープするシステムもあるようです。

「言える力」を育てるツールにも

お菓子交換会は、友達同士だけではありません。
週に2回ほど交換会をしているというのは、姉・かえでさん(小4)と妹・あおいさん(小2)の姉妹。

かえでさんが選ぶのは、「食べたことがないもの。大きいものやおいしい物」との一方で、あおいさんは「梅干し。おいしいから」とのこと。

好みが違う姉妹の交換は、一筋縄ではいきません。

姉:「これいい?」妹:「だめ」
姉:「これいい?」妹:「だめ!」
姉:「何もいいものないじゃん」
妹:「これいい?」姉:「ぜ~ったいにだめ!」

結局最後はお姉さんのチョコが気になり出したあおいさん。無事交換が成立しました。

母親:
「交渉もすごく楽しそうだし、『ダメって言われるの嫌だな、でも1回聞いてみようかな』という勇気だったり、交換で経験できるものがある」