人手不足の介護現場。その解消につなげようと、新たな取り組みの実証実験が始まりました。

 兵庫県・川西市。ある社会福祉法人の送迎車が向かったのは…別の法人が運営する介護施設でした。

 3月2日から始まったのは、川西市と自動車メーカー・ダイハツが協力し、複数の福祉介護施設が送迎車を共同で運行するサービスの実証実験です。

 これまで介護施設の送迎は施設ごとに個別で行うのが一般的で、職員の負担増加やドライバー不足などが課題となっていました。今回の取り組みでは、空いた時間を使い、運営元の垣根を超えて利用者をまとめて送迎します。

 こうした取り組みは全国で初めてで、課題だった運転業務の負担軽減と人材不足の解消につなげたいとしています。

(社会福祉法人正和会 古賀大介理事長)「送迎にかかる時間で、業務の2割から3割の時間が費やされている。(運転業務の負担軽減で)利用者様の手を取って笑顔で顔を見て対応させていただく時間に費やすことが何より大切だと思っている」