■強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2026 名古屋」 中日 3ー7 侍ジャパン (28日 バンテリンドーム)

中日は侍ジャパンとの強化試合2戦目を3-7で落とし連敗。侍ジャパンから23年以来3年ぶりとなる白星をあげることはできなかった。

試合は2度同点に追いつき2-2で迎えた4回裏に、4番・細川が侍ジャパン2番手・隅田(西武)から左翼ポール際へソロ本塁打を運び、この試合初めて勝ち越しに成功する。だが直後の5回表、2イニング目の2番手・三浦が1死一、二塁から3本の適時打を打たれるなど5失点を喫し逆転を許した。2番手・三浦は3回1/3を70球、被安打6、奪三振4、与四球1、5失点(自責5)で降板し、先発・大野は初回に侍ジャパン3番・牧(DeNA)、2回に5番・森下(阪神)にソロ被弾するなど3回35球、被安打2(本塁打2)、奪三振2、2失点(自責2)の内容だった。

大野は前回登板の21日・阪神とのオープン戦で先発し2回1安打無失点。昨季20試合に登板し自身最多タイ11勝(4敗)、防御率2.10でカムバック賞を受賞した。立ち上がり、2死から牧に初球のカットボールを左翼スタンド中段へ運ばれ、0-1の先制を許す。

スタメンは1番セカンド・福永、2番センター・岡林、3番DH・サノー、4番レフト・細川、5番ファースト・ボスラー、6番サード・石川昂、7番ライト・上林、8番キャッチャー・木下、9番ショート・辻本で組んだ。

1点を追う初回の攻撃は、侍ジャパン先発・伊藤(日本ハム)に対し1死から岡林が中前へ、サノーが左前へ安打を放ち一、三塁と絶好機を作ると、4番・細川の右犠飛で1-1の同点に追いつく。

だが2回表、大野が先頭打者の5番・森下にカウント1-0からツーシームを引っ張られると、打球は今季新設された左翼ホームランウイングに入り1-2。その裏の攻撃は石川昂や木下が伊藤の変化球に空振り三振を喫するなど三者凡退。

3回の大野は坂本(阪神)、近藤(ソフトバンク)、周東(ソフトバンク)を一ゴロに封じる。するとその裏、先頭打者の9番・辻本がカウント1-0から伊藤の直球を振り抜くと、打球は左翼ホームランウイングへ。辻本のプロ1号で再び2-2の同点に追い付いた。

4回表は2番手・三浦が登板し、牧を空振り三振、佐藤(阪神)、森下を凡打に取って中軸を完璧に抑える。するとその裏、細川が侍ジャパン2番手・隅田の初球の内角ストレートを完璧に捉え、左翼ポール際へソロ本塁打を運び3-2と勝ち越しに成功。

だが5回の三浦は6番・牧原大(ソフトバンク)の二内安打と佐々木(広島)の捕野選で無死一、二塁。源田(西武)を空振り三振に斬り1死も、9番・坂本に右前へ、小園(広島)に中前へ連続適時打を打たれ3-4と逆転を許す。

なおも周東の左前安打で満塁を招くと、3番・牧にストレートの押し出し四球、途中出場の4番・山本(ロッテ)には左翼線へ2点適時打を打たれ3-7と点差が開いた。

三浦は6回もマウンドへ。牧原大をショート・辻本の悪送球により出塁を許すと、佐々木を一邪飛、石上(DeNA)の空振り三振で代走の一走・湯浅(巨人)に盗塁を決められ2死二塁。坂本に遊内安打を打たれ一、三塁を招くも、小園を見逃し三振で無失点に凌ぐ。

一方打線は5回、侍ジャパン3番手・北山(日本ハム)から木下が中前安打を放つも後続が凡退、6回の攻撃は2死からボスラーの中前安打に代走・樋口が二盗を決めると、石川昂が四球を選び一、二塁としたが、カリステが初球で一飛を打ち上げ無得点。

7回表は三浦が中山を打ち取ると、代わった3番手・伊藤が代打・若月(オリックス)を二ゴロ、山本を空振り三振に取る。その裏、侍ジャパン4番手・藤平(楽天)に対し味谷が中前安打も、辻本が遊ゴロ、福永、ブライトが空振り三振。

8回は4番手・福田が1死から湯浅に四球を与えたが、佐々木を右飛、石上を一ゴロに仕留める。その裏、侍ジャパン5番手・東松(オリックス)に1死から鵜飼が四球も、樋口が三飛、代走の一走・三上が二盗失敗で無得点。

最終9回の守りは5番手・藤嶋が1死から左中間へ二塁打を浴びるも無失点。だがその裏の攻撃で、石川昂、2死から代打・新保が四球を選び一、二塁としたが得点を奪うことができず3-7で試合終了。