燃えた木は「健全木と遜色ない」

燃えた木はどうなってしまうのでしょうか。大船渡では活用に向けて、模索が始まっています。
ここは、燃えた木の強度を調べている施設。焼けた度合いによって「激」・「中」・「低」の3段階に分類します。
岩手県林業技術センター 谷内博規 研究部長
「これは焼損度「激」の丸太から製材した板です」

“どれくらいの力をかけたら木が割れるか”で強度をはかります。
喜入キャスター
「今だいぶ、たわんで来ましたね」
岩手県林業技術センター 谷内博規 研究部長
「300キロぐらい(力が)かかっています」
なかなか割れる様子はなく…
喜入キャスター
「今、割れましたけど何キロぐらい?」
岩手県林業技術センター 谷内博規 研究部長
「780キロぐらい」
喜入キャスター
「試験結果としては?」

岩手県林業技術センター 谷内博規 研究部長
「基準強度を大きく上回っています。被害材として熱を受けてるかもしれないが、強度にはあまり影響がなく、性能だけ見れば健全木と遜色ない」
県や大学などの複数の調査を経て、燃えた木の一部は加工して問題なく建物の柱や梁に使えることがわかりました。
岩手県林業技術センター 谷内博規 研究部長
「我々の調査は復旧のためのきっかけでしかないが、それがどんどん繋がっていって、復旧が進む形になればと思って調査をしています」

2月、都内で行われた商談会で実際に板材を見た人は…
展示を見た人
「焼けてもちゃんと使えるなと。使うことで応援できるといいかなと思った。知ることと、良い形で使ってあげることが大事」
「まだまだこれからという感じだと思うが、これが実際の建物だったり、製品になっていけばいいな、自分もその一助になれたらな」
岩手県の担当者も、この動きが全国に広がることを期待しています。

岩手県農林水産部 林業振興課 菊地明子課長
「被災木の利用促進をしていくことで、大船渡の林野火災の復興支援につながる。この取り組みが(山火事に遭った)他の地域にももし参考になれば大変ありがたい」














