「野菜の素揚げ」を初めて取り入れたのは『スープカリー木多郎』

1985年、今や当たり前となった「野菜の素揚げ」を初めて入れたのが当時オープンしたばかりの『スープカリー木多郎』だった。

・スープカリー木多郎店主 木下雅夫さん
「素揚げという調理は『脱水』。瞬間的に野菜の旨味を封じ込めて、食感もそのまま生かす」

このスタイルを確立したことで、薬膳スープは、野菜を美味しく食べる料理へと進化したのだ。

しかし、まだ完成はしていなかった。

この料理に名前がなかったのだ。当時、この料理は店名で呼ばれ、決まった呼び名が存在していなかったのだ。