2月25日夜、静岡県沼津市内の特別養護老人ホームで起きた火事で、この老人ホームに放火しようとした疑いで入所者の78歳の男が26日夜に逮捕されました。

現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕されたのは、沼津市大平の特別養護老人ホームに入所している男(78)です。

警察によりますと、男は25日午後8時頃、施設を放火しようとして施設内に放火するも燃え広がらず未遂に終わった疑いが持たれています。

警察の調べに対して男は、火をつけた行為については認めているということです。

この火事は25日午後8時半頃に起き、職員が「1階の厨房で警報器が点灯している。現在火は見えない」と119番通報しました。火は施設の2階から出て、2階の談話室にあるソファーなどを焼きましたが、スプリンクラーが作動し、消防隊も出動して、45分ほどで消し止められました。

出火当時、この特別養護老人ホームには入所者28人がいて、容疑者の男を含む入所者2人が煙を吸い、のどの痛みを訴えて病院に運ばれましたが、いずれも命に別状はありませんでした。

警察は、火の気がない共有スペースから出火していることから放火の可能性も視野に入れて捜査していました。

警察は、男が施設に放火しようとした動機や火をつけた状況などを調べています。