続いては、猛暑により大量に死んだ陸奥湾の養殖ホタテについてです。産業の再生に向けて検討会が設置され、対策の協議を26日から始めました。

陸奥湾のホタテガイ産業に関する検討会は国や県、それに漁業関係者らが参加して設置され、26日初めての会議が開かれました。
このなかで、宮下知事は、現在のホタテ産業を「産業そのものの存続に関わる重大な局面である」とし、再生への決意を述べました。

※宮下宗一郎知事
『各漁協の取り組みだけではなく、全湾をあげたホタテガイ産業の再生に向けた挑戦をスタートさせなければいけない』

陸奥湾ホタテは2025年の猛暑により大量に死んでいて、へい死率は養殖2年目の新貝が平均93.3%、1年目の稚貝80.4%で、ともに調査開始以降最悪となっています。

これを受け、検討会では今後、高水温を前提とした養殖業を協議することにしています。具体的にはホタテが死んだ際に代わりとなる稚貝を北海道から受け入れる場合の環境作りやホタテを海だけではなく陸上で養殖する可能性などが盛り込まれています。また、副業となる別の貝の養殖なども検討していくということです。

※陸奥湾ホタテガイ産業のあり方検討会尾定誠議長 尾定誠議長(東北大学)
『基本的にはホタテガイの産地なのでそこはなんとか踏ん張る。ホタテガイ自体が、もともと親貝が少なければ、北海道から移入してくる、導入するということも考えてはいるが、それに対する懸念もいろいろ指摘されました。十分みんなからの納得があった上で総合戦略の改訂版をうつための、意見収集がきょうの目的です』

検討会で出された意見などは、必要に応じて2026年の秋ごろまでに青森県のホタテガイ総合戦略に反映させる方針です。