JR西日本の来年春のダイヤ改正では、岡山県内を走る3つの在来線で運行本数の削減などが予定されています。ダイヤの早急な復元などを求め、沿線の自治体や県がJR西日本岡山支社に要望書を提出しました。

JR西日本の藤原支社長に春のダイヤ改正に対する要望書を連名で提出したのは、岡山県と岡山市や倉敷市など県内11の市と町です。

JR西日本は来年3月から山陽線、宇野線、赤穂線の3路線で運行本数の削減や土日祝日の運行休止などを予定しています。

それに対し、要望書では早急なダイヤの復元や利便性の維持などを求めました。

(小谷敦 岡山県副知事)
「利用促進検討協議会にJRも参加いただいて進めていますので、そこで細かい話を含めて引き続き協議していきたい」

JR西日本岡山支社の藤原乗将支社長はダイヤ改正について「将来にわたり鉄道を持続させていくために必要な見直し」などとコメントしています。