静岡県沼津市の市議会議員が自宅敷地に隣接する市の土地を有料駐車場にして得た利益の返還を市が求めている訴訟で、沼津市議会は2月24日、裁判所の和解案を可決し3月13日に和解が成立する見通しとなりました。

沼津市が訴えているのは、山下富美子沼津市議です。

訴えによりますと、沼津市は山下市議が自宅敷地に隣接する市が所有する土地を月極駐車場として有料で複数の人に貸し出していたとして、不当に得た10年間の利益約200万円の返還を求め2024年2月から土地の所有権について静岡地方裁判所沼津支部で市と市議が争ってきました。

この訴訟で、2025年から和解協議を進めてきた地裁沼津支部は、市議宅に隣接する土地の所有権は沼津市にあると認め、市議が市に解決金71万円を支払い、市がこの土地を182万円で山下市議に売却するなどの和解案を示しました。

この和解案について、市議会の委員会は審査の結果、「異議なく可決するべき」と本会議で報告し、和解案は賛成多数で可決されました。

市と市議側は双方とも和解案に同意しており、24日に議会が承認したことで、3月13日の和解協議で和解が成立する見通しです。