■行政の支援と、広がる「人とネコの共生」への輪

こうした課題を解決するためには、地域住民の理解が不可欠です。相橋さんは、エサやりをやめない人たちのもとへ何度も足を運び、根気強く対話を続けています。

「何度も何度も行って、その人に気が付いてもらうしかないんです」

無秩序な繁殖を防ぐため、山形市では2020年度からネコの不妊・去勢手術に対する補助金(メス最大1万円、オス最大5千円)制度をスタートさせました。

山形市動物愛護センターによると、補助金を利用した手術件数は過去5年間で増加傾向にあり、地域猫活動の輪は少しずつ、しかし着実に広がりを見せています。