石川県は23日、雪の降り方が強まっていて、気象台は「顕著な大雪に関する気象情報」を発表しました。正午現在、石川県全域に大雪警報と、沿岸の広い範囲に波浪警報、それに能登地方の沿岸部に暴風雪警報が発表されていて、警戒が必要です。

金沢では午前8時までの6時間に20センチの降雪を観測し、気象台は「顕著な大雪に関する気象情報」を発表しました。これは短時間の間に記録的な降雪が観測され、今後も降り続くと見込まれるときに気象台が発表するものです。

3日午後1時時点の積雪は、白山河内で36センチ、加賀中津原で27センチ、金沢で22センチ、珠洲で19センチなどとなっています。

24日正午までの24時間に降る雪の量は、加賀の平地で60センチ、山地で1メートル、能登の平地で30センチ、山地で60センチと予想されています。

特に加賀の平地では大規模な交通障害が発生するおそれが高まっています。不要不急の外出は控えてください。