おはら祭への参加を拒否された旧統一教会が関連する踊り連の代表が、鹿児島市の下鶴市長に対し、決定の取り消しを求めた裁判です。鹿児島地方裁判所はきょう24日の判決で、原告の訴えを却下しました。

訴えを起こしていたのは、旧統一教会=世界平和統一家庭連合・鹿児島家庭教会の信者で踊り連の代表を務める70代男性です。

訴状などによりますと、男性は去年7月、おはら祭に「鹿児島家庭教会おはら祭愛好会」として参加を申請しました。これに対し、鹿児島市の下鶴市長が会長を務める振興会は、「反社会的団体である」として参加を認めませんでした。

踊り連は信者ら50人規模で、男性は「家庭連合は刑事罰を受けたこともないのに反社会的とするのは誤り」などとして、決定の取り消しを求めていました。

24日の判決で、鹿児島地裁の窪田俊秀裁判長は「祭りはすでに終わっていて決定を取り消しても回復する利益がない」などとして原告の訴えを却下しました。

原告の男性は控訴について「今後、検討する」としています。鹿児島市は「判決文がまだ届いていないのでコメントは差し控える」としています。