34年前、女の子2人が殺害され元死刑囚の遺族が裁判のやり直しを求めて再審請求をしている「飯塚事件」で新たな動きです。

遺族側は24日、裁判のやり直しを認めない福岡高裁の決定を不服として、最高裁に特別抗告しました。

「飯塚事件」は1992年、福岡県飯塚市で小学1年生の女の子2人が行方不明となり、次の日に遺体となって見つかったものです。

この事件で殺人などの罪に問われ、2006年に判決が確定した久間三千年元死刑囚の死刑は、2008年に執行されました。

元死刑囚の無罪を訴える遺族と弁護団は、裁判をやり直すよう2度目の再審請求を実施していますが、福岡高裁は2月16日、裁判のやり直しを認めない決定を出しました。

この決定を不服として遺族側は24日午後、最高裁に特別抗告しました。

遺族側の弁護団 岩田務 弁護士
「(裁判所は)警察は間違ったことをしないという予断に満ちた判断でこの事件を裁いている。この事件を根本から見直してほしい」


2度目の再審請求で弁護団は、2人の女の子を最後に目撃したとされる女性が「記憶とは違う調書を作られた」と証言を覆したことなどを新しい証拠として提出しています。