ウクライナの首都キーウ郊外から、現地の様子をお伝えします。
キーウ郊外の住宅地です。実際にロシア軍とウクライナ軍がにらみ合っている前線からは400キロほど離れていますが、こうした市民が暮らす普通の場所にもロシア軍のミサイル攻撃はやってきます。
まさにこの現場に、おとといミサイルが落ちました。2日がたった今も、かなり強い焦げた臭いが辺り一面に漂っています。コンクリートとレンガの頑丈な造りであるはずの家屋が粉々に崩れ落ちてしまっています。
この家には、30代の男性とその家族5人が暮らしていました。その男性、デニスさんにお話を伺うことができました。
ミサイル攻撃のあった朝6時頃、自宅の壁が自分と横で寝ていた息子の上に崩れ落ちてきて、目を覚ましたといいます。デニスさんは両足を骨折するなど、家族全員がけがをする中で、命からがら脱出したということです。
こうした攻撃によって家を奪われた人や、故郷を離れざるを得なくなってしまったウクライナの人々は、国連の調査によると、侵攻開始以来、960万人におよぶとされています。
この4年間は、ウクライナの人々にとって、「喪失」と「破壊」の連続でした。
取材をする中で、これまで耐え続けてきたウクライナ市民の心も限界を迎えているように感じます。
注目の記事
言葉が出ない… 脳出血で倒れ“失語症”に 「死んだ方がよかった」 苦悩の男性 推定50万人も支援進まず

【求人倍率35倍超!】なぜ企業は「高専卒」に熱視線?大手銀行や証券会社も IT人材不足や転職時代が背景か 一方で学校側には「少子化・知名度」の課題

「え?マジ?」"ミスター"こと、鈴井貴之さんが語った脳梗塞の現実 5か月前の検査で「異常なし」だったのに【前編】

「ごめんね 大好きだよ」4年間 冷凍食品と並べられた我が子 死産し遺棄した母親を追い詰めたのは?「骨になると軽くて…」 薬物依存、機能しない生活保護…社会に見過ごされたSOS【裁判詳報】

『合宿行くのか』『そうだよ』そっけない言葉が最後の会話...父親を自殺で亡くした娘「悲しみを口にできない」誰にも言えない葛藤を抱え生きる【前編】

【冒頭全文】「表現ぶりが一部誤解を招くものだった」簗和生・農水大臣が“予算大幅カット”音声めぐり再び会見 音声は「確認していない」









