京成電鉄京成線で昨夜、車掌の男性が乗務中に体調不良を起こし、一時運転を見合わせるトラブルがありました。

京成電鉄によりますと、きのう午後8時50分ごろ、京成千葉線・西登戸駅で車掌の男性が乗務中に意識がもうろうとし、電車のドアを開けることができなくなるトラブルがありました。

運転士が西登戸駅に着いた際ドアが開かなかったため、電車の後方で乗務していた車掌の様子を確認したところ、車掌は目がうつろな状態で呆然と立ちつくしていたということです。車掌は病院に搬送されました。

この影響で、京成千葉線は乗務員を交代するため36分間、運転を見合わせ上下8本が運休、およそ1000人に影響がでました。

京成電鉄は、車掌の男性は乗務前の点呼では異常はなかったとしていて体調不良になった原因を調査しています。