現地では、アリたちが身を隠すために土や糞を固めて作ったトンネル「蟻道」も発見しました。
◆熊本高専 木原久美子 准教授
「『蟻道』が倉庫のへりに沿ってあるのが確認できたんですよね。だから『これは、そこそこの数がいるね』っていう話になります。他の生き物からすると、めっちゃ美味しい生き物がそこら辺を無防備で歩いてることになっちゃうから、食べられたり見つかったりしないように隠れて移動してる⋯っていう感じです」
木原准教授らの論文によりますと、シロアリの生態を記した過去の文献では「オオシロアリは特別に加工した巣や『蟻道』は作らない」とされているうえ、これまでの木原准教授らの野外調査や実験室内飼育でも、オオシロアリが地中ではなく地上にチューブ状の蟻道を作るのは見たことがないということです。
今回見つかったオオシロアリは、普通の個体とは“何か違った性質”を持っている⋯。そんな特徴が、現地では既に確認されていました。さらに倉庫の周りを調べると、このオオシロアリが生息している痕跡が見つかりました。














