インフルエンザの感染拡大が続いています。静岡県は2月20日、インフルエンザの患者数が3週連続で警報レベルに達していると発表しました。

一方、受験シーズン真っ只中の学生たちは感染しないようにと懸命に対策をとっています。

<チルドレンクリニック 辻徹院長>
「うっすら線が出てますよね。なのでインフルエンザのBです」

2月20日、浜松市のクリニックには朝から発熱の患者が途切れることなく訪れていて、午前中だけで10人がインフルエンザ陽性と診断されました。

このクリニックでは前の月に比べてインフルエンザの患者数が2倍に。そのほとんどがインフルエンザB型の感染だといいます。

<辻院長>
「(B型は)従来ですと胃腸症状が伴う方が多いと思いますが、特に今シーズンに関しては、一般的な発熱やのどの痛み、咳や痰、普通のインフルエンザとそんなに変わりないかなと思います」

静岡県によりますと2月9日から2月15日までの1医療機関あたりの感染者は43.50人となっていて、3週連続で「警報レベル」を超えている状況です。

一方、先の見えない流行の波に頭を悩ませているところも。

<弘友私塾 岩倉みどり塾長>
「入って来ていただいたら、アルコール消毒をしていただいて、検温していただいて、マスクのない方はこのマスクを使っていただきます」

静岡市葵区にある学習塾です。生徒たちが絶対に風邪を引けない「受験シーズン」。

学習塾では消毒や検温のほかにも教室内に空気清浄機を設置したりのど飴を用意したりするなど、感染対策を講じています。

3月上旬に高校入試を控える生徒たちも万全の状態で臨むために体調管理を徹底します。

<中学3年生>
「普段から当たり前のように手洗いうがいをするのが、自分の中では意識をしているところ」

<中学3年生>
「室内で勉強するときは換気するようにしていますし、学校でもマスクを着けるようにしています」

感染症の専門家は、今後の見通しについて今の感染状況は長期化しないと分析します。

<県感染症管理センター 後藤幹生センター長>
「元々B型はすごく長くは流行が続かない場合が過去にも多かったので、おそらく3月の前半には流行が落ち着くと思っています」

まもなく本番を迎える受験生に対しては「睡眠時間を確保することが大事」だと話します。

<後藤センター長>
「決まった睡眠時間を確保するということは、免疫力を高めますので、感染もしにくくなりますので、決まった時間に寝て、起きて睡眠時間を確保することが大事と思います」