日本人やブラジル人の男女10人が高級車などの窃盗を繰り返したとして逮捕された事件で、静岡県警は2026年2月20日、窃盗事件など234件を検挙・解決し、捜査を終結したと発表しました。

住居不定・無職の男(22)やブラジル国籍で住居不詳・無職の男(27)ら、男女10人の窃盗グループは、2024年11月ごろから2025年8月頃までの間に、1都12県でランドクルーザーやレクサスなどの高級車を盗むなどの犯行を繰り返していた疑いがもたれています。グループには少年も含まれていました。

警察によりますと、この窃盗グループは先輩や後輩、友人同士といった知人関係で、一般住宅やアパート、月ぎめの駐車場に止めてある高級車を狙い、夜間を中心に犯行に及んでいたということです。

その際に、「CANインベーダー」という機器を使って外から車内の機器にアクセスをして鍵を解除し、エンジンを始動させて車を盗んだとみられています。また、ナンバープレートを偽造し、ラミネート加工をして盗んだ車に取り付けていたということです。

窃盗で得た金は遊興費や生活費などに使ったとみられ、警察は窃盗グループが盗んだ車を転売したとみて買い取り先を捜査しています。

警察が確認した窃盗グループの犯罪行為は234件で、被害総額は約6億4000万円。内訳は自動車盗210件、車上ねらい11件、工事場ねらい1件、客室ねらい1件、オートバイ盗2件、その他9件です。これらについて静岡県警は検挙・解決し、2月20日、捜査を終結したと発表しました。