適切な治療を受けられず女性が死亡か。遺族が兵庫県西宮市の病院側を提訴しました。

 訴状によりますと、おととし6月、当時89歳の女性は自宅で食べ物を喉につまらせ、西宮市内の病院に入院。その際、心不全が疑われる症状などがあったものの、医師は必要な検査をしなかったということです。

 女性はその後、容体が悪化して死亡し、死因は「心不全の悪化」とされました。女性の遺族は「入院時に心不全の状態が詳しく把握され、適切な治療がされていれば死亡は回避できた可能性がある」などとして、病院側に対し2000万円の損害賠償を求めて提訴しました。

 (女性の息子)「母親が無念の死を迎えたのではないかと思うので、病院の責任をはっきりさせたいということで、(提訴することを)決心をしました」

 病院側は、「訴状が届いておらず、回答は差し控える」などとしています。