コメ作りの猛暑対策についてです。
近年、猛暑によりコメの品質が低下することがあるため、県は高温への耐性が強い新品種の開発を計画しています。

近年、全国で大きな課題となっているコメ作りの猛暑への対策。

2023年産は品質の低下が顕著で、一等米の比率は71.3%と平年と比べて17.2ポイント低くなりました。

一方で、この年は高温への耐性が強い新潟県のブランド米「新之助」の一等米の比率が94.8%と高く、大きな注目を集めました。

これを踏まえ、青森県は猛暑に打ち勝つコメ作りの緊急対策事業を実施する方針です。

その柱は、県産業技術センター農林総合研究所に新たな施設を整備し、高温への耐性が強い新品種を開発することです。

現在は、新品種を育苗ハウスのポットに植えていますが、新たな施設ではハウスの中の田んぼに直接植えられるようにするなどして、従来の10倍の効率で品種の選抜をできるようにする計画です。

青森県 宮下宗一郎 知事
「どんどん新しい品種改良が進んでいく仕組みを青森県の中でできれば、いまも『はれわたり』は(高温に)強いとは言われているが、このあと、また気候変動していくので、その中でも生産量を落とさずに、むしろ生産性を上げて生産量を増やしていくようなコメ作りができる拠点を、しっかり作っていきたい」

県はほかにも、田植えを従来より1か月遅らせて6月の中旬、下旬に実施するなどして、高温に対応した栽培技術を確立したいとしています。