札幌は3人のメンバーで期成会、署名2万筆の目標が…

一方、こちらは札幌の期成会。先月、市に要望書と署名を手渡しました。

1か月ほどで集まった署名は、約2700筆と、目標の2万筆には届きませんでしたが、熱い思いを届けました。

北海道ファイターズファーム「二軍施設」 札幌期成会 吉田健一 共同代表
「個人的な考えですけど真駒内を日ハムさんと協力して官民一体でやってくれれば真駒内の再開発もできるだろうしいい場所になるのでは。いい案件なんだけどね市長さん」

現在、期成会のメンバーは3人。活動資金を集めるためにクラウドファンディングも始めましたが、まだ賛同は得られていません。

北海道ファイターズファーム「二軍施設」 札幌期成会 清野昭一さん
「我々2~3人で動いても全然力にならない…」

恵庭市は構想&市民が強力後押し

恵庭市日本ハムファイターズ新ファーム施設誘致期成会
「思いを一つにしてファイターズを!(全員で)恵庭に!」

誘致に向けて盛り上がりを見せているのが、花のマチ恵庭市です。

この日は、誘致したあとの「まちづくりの構想」が発表されました。

恵庭市日本ハムファイターズ新ファーム施設誘致期成会 中川淳一 幹事長
「新ファーム施設をプロ野球の世界を身近に感じて、努力する姿勢や挑戦する心を学べる生きた学びの場として位置づけ、人づくりにつなげていきたい」

さらに機運を高めるため応援動画を募集したところ、市民らから、約100本の応援動画が寄せられ(現98本)、期成会のインスタグラムで随時公開しています。

中にはこんな力作も。

応援動画
「北海道日本ハムファイターズが来れば、この町はもっと強くなる。これはただの誘致じゃない。恵庭の未来への挑戦だ。恵庭は本気だ。ファイターズを恵庭に」

熱い市民は他にも。

ラーメン華門の店主、岡元秀人さんは、誘致活動を応援する特別メニューを考案しました。

SNS動画
「味噌カレーラーメン皆さん食べにいらしてください!」

ラーメン華門 岡元秀人 店主
「北海道らしく味噌ラーメンスープカレーミックスして味噌カレーラーメンというシャウエッセン入りのラーメンを作りました。誘致が決まるまではやりたい」

シャウエッセンに、地元で製造したキムチも載せるこだわりよう。さらに!

ラーメン華門 岡元秀人 店主
「実はラーメンだけでは収まらなくて、勝手に応援団というチームも作ってしまいました」

1月、岡元さんが中心となり、誘致実現に向けた「勝手に応援団」を結成。

現在20人の団員がいて、定期的に集まり誘致後の恵庭市の姿を妄想しています。

応援団員
「(息子は)2か月です。もちろんファイターズファンでございます」

応援団員 
「ファイターのみなさんと“外ヨガ”をするのが夢」

応援団員
「昔から新庄さんのファンで、監督になったファイターズを見ていたらすごく面白く、はまって恵庭にしまって移住してきた」
「住んでみたら恵庭市いいところなんですよ」

応援団員、全員
「せーの、ファイターズを恵庭に!」

堀啓知キャスター:
気合が入っていますね。恵庭市は、誘致後の未来も見据えているんですね。

大竹彩加キャスター:
応援団や特別メニューだけではなくて、恵庭の期成会は、機運を高めるために、参加無料の『リアル野球バン大会』も計画しているそうなんです。

コメンテーター アンヌ遥香さん(元TBSアナウンサー):
ファンの人だったら、もうどこに決まっても絶対に行くし、かなりお金落とすのは確定してますね。どこに決まっても私は駆けつけますけれども。恵庭の「ラーメン華門」さんは、結果どうであれ、シャウエッセンがのっているラーメンは続けてほしいなと思いました。

堀キャスター:
自分たちの、できることからやってる感じがいいですよね。

コメンテーター アンヌ遥香さん(元TBSアナウンサー):
この段階でも、皆さん、すごいいきいきされている感じが、これで町おこしになっていますね。

堀キャスター:
その恵庭市は先週、誘致後の町づくりに関する『恵庭構想』を発表しています。

大竹キャスター:
『恵庭構想』とは、誘致後に地域として何ができるかをまとめたものでして、まず目指すべき姿として、選手の挑戦と成長を支え、子どもたちにとって学びの場となること。さらに、教育、健康、福祉、観光、防災など、スポーツの枠を超えた地域施策との連動などを掲げています。

堀キャスター:
こういう誘致活動を通じて、なんか町の未来を、みんながなんか真剣に考えだしているところがいいですね。

コメンテーター 薮淳一さん(大通幼稚園 園長):
真剣さも伝わってきましたよね。たしかに、ファイターズのチーム名は、「北海道日本ハムファイターズ」ですけど、たとえファームであっても、本拠地が来たら、たとえば『恵庭日本ハムファイターズ』みたいな気持ちになると思うんですよ。だからこそこう、誘致活動も真剣にというところがあると思うんですが。ただ、やっぱり誘致活動の中で大切なのは、本拠地としてファイターズ来たら、お客さんも来て、町も活性化するかな、という、やや受け身な姿勢というより、ファイターズを活かして、あるいはファイターズと一緒にどんな町を作っていきたいのかという、明確なビジョンを持つということが大事だと思うので。それを市民の皆さんと一緒に対話するような機会というものも、もっともっと作っていくといいのかもしれないですね。

堀キャスター:
外ヨガやりたいなあって言ってた女性の方いましたが、例えば、健康と福祉とか、そういうところにもリンクすると思います。どういう球場ができるかわからないけど、みんなで定期的に集まって、健康促進イベントをやってみたりとか。2軍が来て楽しむという、見る側ではなく、常に自分たちが食い込んでいくというような、そんな感覚かもしれません。

コメンテーター 薮淳一さん(大通幼稚園 園長):
マチのコンセプトを一緒に作っていくみたいな感じでしょうね。

堀キャスター:
単純に経済効果だけじゃなくて、本当、町づくりとか、人づくりにね、繋がっていくのかなと思います。ファイターズは2026年6月までに移転先を決める方針ということで、結構もうカウントダウンが始まっています。そして2030年の開業を目指しているということです。