「高市内閣2.0」政策をどう実現?

小川彩佳キャスター:
高市総理の会見に出席されて、どのような印象を受けたでしょうか?

TBS報道局政治部 中島哲平 官邸キャップ:
衆議院選挙で大勝したからか、非常に落ち着いており、少し余裕を感じるような印象を受けました。

小川キャスター:
国会や両院議員総会では青いジャケットを着ていましたが、会見では白いジャケットに着替えて、さらに柔らかい表情・柔らかい言葉で訴えているような印象がありましたが、その点はいかがでしょうか。

TBS報道局政治部 中島哲平 官邸キャップ:
これまでは割と少し語気をあえて強めたり、声色を変えたりと、話のテンションを変えることで、話に色をつけているというところがありました。今回は本当に淡々と、政策を丁寧に説明しているというような印象を受けました。

藤森祥平キャスター:
『高市内閣2.0』
の始動とおっしゃっていましたが、会見のポイントはどこにありましたか?

TBS報道局政治部 中島哲平 官邸キャップ:
「決断と前進」という話をされていましたが、高市総理としては、これまで衆院選で訴えてきたことや、とにかく停滞する日本を前へ進め、改革をする。国論を二分するような政策にも挑戦したいというだけあり、国会でどんどん進めていこうという姿勢は見てとれました。

藤森キャスター:
来年度予算案の審議について、あくまで年度内成立を目指すとしていますが、その点はどう思われますか?

TBS報道局政治部 中島哲平 官邸キャップ:
いわゆる国会の常道として、「年度内成立を見送る」とは普通言いません。なかなか難しいことはわかってはいるとは思いますが、高市総理の中では、与党の審議時間を縮小することで、国民生活に影響が出ないように、年度内成立を目指したいという本心があるようです。

ただ審議時間を短くすることは、国会軽視にも繋がってくるのではないかという懸念もあります。このあたりは、やはり丁寧な審議は必要だと思います。

トラウデン直美さん:
高市総理は会見で、「大きい権力を持ってしまったわけではない」という部分も強調されていたと思いますが、スピード感や挑戦とのバランスを、どのように進めていくとご覧になっていますか?

TBS報道局政治部 中島哲平 官邸キャップ:
スピード感については、民主主義はどうしても時間がかかったりするところがあるので、それを丁寧さととるのか、審議のスピードが遅いととるのかは、人によって捉え方が異なるとは思います。

確かに決断しなければいけないところはあると思いますが、今回の衆議院選挙でも、例えば比例の得票率だけで見ると、与党で50%を切るような得票率です。議席は75%以上ありますが、国民の総意を考えたときに、そこはもう少し丁寧な審議をやらないと、将来に禍根を残すことにもなりかねないと思います。