宮崎県知事選挙、若者の政治参加について考えます。
「若者の投票率の低さ」が課題とされていますが、改めてこちらのデータをご覧ください。
今年7月に行われた参議院議員選挙の年代別の投票率です。
最も高かったのが70歳から74歳までで68.05%。これに対し、20歳から24歳は26.05%。また、18歳・19歳も26.37%でした。

日本では「シルバー民主主義」という言葉もあって、若者よりも高齢者の声が優先されるという指摘もあります。
そんな中、10代の有権者たちは選挙や宮崎の政治についてどう思っているのか、川野武文アナウンサーが話を聞いてきました。

知事選 関心はありますか?
今回、話を聞きに伺ったのは、宮崎第一高校です。
(川野武文アナウンサー:以下、川野AN)
「今回、10代の有権者になった高校3年生に選挙についていろいろ伺いたいと思います。よろしくお願いします。」
今年、有権者となった3年生、8人の生徒に話を聞きました。




まずは、気になるこの質問から。
(川野AN)
「じゃあズバリ聞きます。今回の知事選挙関心はありますか?ある人?ほどほどある?」
(栗山耕輝さん)
「新聞やテレビなどで多く取り上げられてるので関心があります。」
(小西さん)
「選挙権が与えられてからは自分で公約を調べたり、まちで行われている演説に少し耳を傾けたり、政治に興味を持つようになりました。」


ただ、若者の投票率の低さが課題になっているのも現実。生徒からはこんな話も・・・。
(田中陽渚さん)
「普通にみんなに『(選挙に)いく?』って聞いたら『めんどくさい』って言われて、『あ、そうなのか』って思って、自分が行きたいっていう意思表示をしづらい感じではあります。」
