クマによる人的被害 今年度は『過去最悪』の236人 関西でも目撃相次ぐ

 全国でとどまることのないクマ被害。今年度(去年4月~今年1月)のクマによる人的被害は236人で、過去最多となっています。

 関西ではこれまでクマが生息しない「空白地域」とされてきた場所でも、目撃情報が相次ぎました。

 なぜクマが人里に下りてくるのか。理由の1つと指摘されるのが、えさとなる木の実の不足です。クマに襲われ4人が死亡(去年4月~今年1月)するなど特に被害が深刻だった秋田県では、去年ブナの実が凶作だったといいます。

 (秋田県林業研究研修センター 和田覚 環境経営部長)
「えさを求めて里に下りざるを得ない。里に行くとクリや柿、くるみといった、豊作・凶作の波があまりない木があります。それらに依存する形でまず里に下りているというのが現状ではないかと」