熊本県小国町の公共工事の指名競争入札をめぐり、建設会社の当時の社長が役場職員を接待したとされる贈収賄事件の裁判で、元社長は起訴内容を認めました。
贈賄の罪に問われているのは、小国町の建設会社「伊藤組」の元社長、伊藤英志被告(60)です。

起訴状によりますと、伊藤被告は社長だった2023年6月から2024年12月までの間、当時、小国町の建設課長だった小野昌伸被告に、22回にわたって飲食代や宿泊代、合わせて約52万円相当の接待をした罪に問われています。
接待を受けた小野昌伸被告は収賄の罪に問われています。
伊藤被告は、町が発注する土木工事などの指名競争入札について、「伊藤組」を含む、町の業者を選んだ謝礼と、その後の入札で便宜を受けようとして接待をしたとされています。
2月17日の初公判で伊藤被告は起訴内容を認め、捜査段階で「今後、頼み事がしやすく、プラスになると思った」と供述したことは認めたものの、接待後の小野被告からの便宜については否定しました。
一方、検察は「接待は長期間に及び、供与した金額は少額とはいえない」として懲役10か月を求刑しました。
裁判は即日結審し、判決は3月13日に言い渡される予定です。














