JR西日本は、宝塚線(福知山線)の川西池田駅と北伊丹駅の間で2月14日早朝、踏切の遮断棒が下りなかったり、警報音が鳴らなかったりする状態で、電車が通過する事態が発生したと発表しました。

 計5本の電車が踏切を完全に通過し、1本の電車は異変に気づき非常停止しました。けが人はいませんでした。


 JR西日本によると、14日(土)午前6時21分頃、JR宝塚線の川西池田駅と北伊丹駅の間で、新三田発大阪行きの普通電車(7両編成)の運転士が、前方の踏切を横断する人影を認識したため、非常停止しました。

 JR西日本が確認したところ、「栄根辻踏切」(川西市)で14日の始発から、上り=尼崎・大阪方面の電車が通過する際、踏切が正常に作動せず、▽遮断棒が下りず、▽警報音も鳴らず、▽赤色灯も点灯しない状態が続いていたということです。

 その状態のまま、始発からの1時間20分あまりで、上り方面の計5本の電車が踏切を完全に通過し、非常停止した普通電車も、7両編成のうち一部は踏切を通過して停止しました。  

 通過した一連の電車と接触した通行人や自転車、乗用車はなく、ケガ人はいないということです。非常停止した普通電車の乗客約40人にもケガはありませんでした。  

 下り=宝塚・新三田方面の電車が通過する際は、踏切は正常に作動し、遮断棒は下りていたということです。  

 上り方面も、前日の最終電車が通過する際には、踏切は正常に作動していたということです。  

 上り電車の接近を検知する設備に不具合が生じていたということで、JR西日本は原因を調査しています。