全容解明求める声高まる 問題の背景に“エリート不信”か

一方、全容解明を進める声はアメリカで高まっていますが、司法省が収集した資料600万ページのうち、これまで公開されたのは半分あまりにとどまっています。

被害者の女性らが公開した動画には、口元を黒い編集マークでふさいだ人や、自らの若い頃の写真を手にする人たちが登場。さらなる資料の公開を求め、カメラに向かい語りかけました。

被害女性らが公開した動画
「ずっと離ればなれだったけど、ともに立ち向かおう」

司法省は被害者について、1000人を超えるとしています。

トランプ大統領
「(Q.多くの被害女性は公開情報の一部が伏せられ、不満を抱いている)『公開しすぎだ』と不満の声も聞く。そろそろ国は別のことに取り組むべき、私の件は何も明らかにならなかったのだから」

専門家は、問題の背景にあるのはアメリカでの“エリート層”への批判の高まりだと話します。

同志社大学大学院 三牧聖子 教授
「自分たち庶民がかえりみられず、エリートばかりが得をしている。『結局エリートは罪に問われないんだ』と。『汚いことを裏で続けるんだ』という“エリート不信”の高まりがアメリカ社会にうまれている」

イギリスでは、スターマー首相の首席補佐官がエプスタイン氏と親交があった前駐米大使の任命を進言したとして引責辞任。スターマー首相に退陣を求める声も上がっています。