「闇バイト」で得た金を海外のオンラインカジノサイトを使ってマネーロンダリングをしていたグループで、「闇バイト」の指示役だったとみられる男ら2人が警視庁に逮捕されたことがわかりました。

組織犯罪処罰法違反や私電磁的記録不正作出・同供用の疑いなどで逮捕されたのは、大阪府のアルバイト・村山浩生容疑者(41)と、福岡市の職業不詳・柿本真司容疑者(39)です。

村山容疑者は、他人のクレジットカードで購入したノートパソコン1台を売却して不正に得るなどした現金15万円をおととし6月ごろ、大阪市内の駐車場にある植木鉢に隠匿した疑いがもたれています。

また、柿本容疑者は海外のオンラインカジノサイト「Stake」の利用に際して、うその名前で登録したうえ、不正にオンラインカジノ利用者から電子マネーを受け取り、賭け金として使用可能な「ライトコイン」と呼ばれる暗号資産に交換した疑いがもたれています。

捜査関係者によりますと、村山容疑者は海外のオンラインカジノサイトを使ってマネーロンダリングをしていたグループで、「闇バイト」の指示役だったとみられていて、SNSで「簡単なお仕事 指定場所に荷物を送るだけ 報酬は1回5000円」と実行役を募集していました。

そして、実行役らに他人のクレジットカードで商品を購入、転売させて得た金を柿本容疑者が管理するオンラインカジノのアカウントに移すなどして、およそ3億2000万円をマネーロンダリングしていたとみられています。取り調べに対し、2人は容疑を否認しています。

警視庁は資金の流れを進めるとともに、グループの全容解明を進めています。