高知県南国市の生活保護業務で4年以上にわたり不適切な事務処理が行われていた問題で、市は12日に会見を開き、陳謝しました。市は不適切な処理を把握していましたが改善策が取られないままだったということです。
南国市によりますと市の福祉事務所では2021年7月から2025年10月まで、2人の職員が担当する生活保護業務において不適切な事務処理がありました。139世帯に対して援助方針の策定や訪問調査、他の市町村への移管手続きをしておらず、中にはおよそ1750万円を払い続けてしまっていたケースもあったということです。また、訪問調査をしていなかったことから、受給者の死亡に7か月間気づかないという出来事もありました。市は2023年9月には事態を把握し、適切に処理をするよう指示。「やる」と言いながらも改善されることはなく、市としてもそれ以上の改善策を取らなかったことから不適切処理は4年以上続きました。
(南国市 平山耕三 市長)
「組織として上からきっちり情報を共有しながら指示を徹底して、いつまでにという細かい指示も必要だと思いますし、助け合って進めていくとかはできたのではないかと想像します」
市は職員2人の懲戒処分を検討する委員会を設置していて、2025年度中に処分を決める方針です。














