老朽化した桜ヶ丘病院(静岡市清水区)の移転先で12月21日、起工式が行われました。津波被害を懸念した住民の反対や資材の高騰による入札の不成立など紆余曲折を経て、ようやくの着工です。
新しい病院を建設する静岡市清水区のJR清水駅東口で行われた起工式には、静岡市や病院の関係者、建築業者などが参加しました。
JCHOが運営する桜ヶ丘病院の現在の建物は築58年。老朽化で建て替えが決まりましたが、円安などによる資材の高騰で入札の不成立が続き、3回目でようやく落札されました。総事業費は、積み増ししたことで68億円にのぼります。
<JCHO桜ヶ丘病院 森典子院長>
「この4月から8回水が漏れるなどの事故がありまして、1日でも早くこちらに移って、いい療養環境を提供したいと思ってきたので、きょうの日は本当にありがたい」
今回の移転をめぐっては、場所の決定までに26年かかったほか、津波の浸水想定区域に建設することから一部の住民が反対。結局、大規模災害時に重症患者などの対応にあたる「救護病院」には指定されない見込みです。
<JCHO桜ヶ丘病院 森典子院長>
「震災だけでなく、洪水に対応できるつくりにしている。心配なく対応していく」
新しい病院の名前は、仮称で「JCHO清水さくら病院」。工事の完成は2024年の12月、開院は2025年です。
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