愛媛県立今治特別支援学校の職員が子どもの体を小突いたり、暴言を吐いたりするなどの行為を繰り返していたことがわかりました。
この職員は処分を受けないまま、すでに退職しています。
県教育委員会などによりますと、不適切な行為を繰り返していたのは、県立今治特別支援学校でスクールバスの添乗員をしていた会計年度任用職員です。
この職員は、バスから降りるのが遅い児童や生徒の背中を押したり小突いたりしたほか、話すことが難しい子どもに対し、強い口調で「返事をせんか」と迫るなどしていたということです。
情報が寄せられた県教委からの指摘を受け、学校は、先月中旬から調査を行い、27日にバスを利用する子どもの保護者に電話で謝罪しました。
職員の行為について学校は、「虐待や暴行ではなく、あくまで『不適切な指導』だった」と説明しています。
県教委の指針では、体罰や人権を侵害する不適切な言動について、懲戒処分の対象になり得るとしていますが、学校は処分の手続きをとらず職員は、「一身上の都合」を理由に先月末で退職しました。
この対応について光宗昌哉校長はあいテレビの取材に対し、「懲戒処分に当たるかどうか判断しきれず、言われるがままに退職を認めてしまった」と話しています。
県教育委員会は、校長の判断について「やむを得なかったと考えている」とした上で、「今後、服務規律の徹底に努める」とコメントしています。
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