生徒たちが自死問題を話し合う検討委員会

問題を風化させない 誓う再発防止

みかさんは、問題の風化を防ごうと12人の生徒が作る検討委員会の話し合いにも耳を傾けました。将来の夢は教師だと語る2年生、東恩納煌大さんは、問題を調査した第三者委員会の報告書も読み、亡くなった “先輩” を思いました。

検討委員会委員長 東恩納煌大さん(2年)

「先輩の人生をのぞいているような、そんな気分でいた。感情移入できていたからこそ、亡くなってしまったと、そう書かれた一文を見ると胸が苦しめられて、本当にこういうことはあってはならないと再認識しました」

「僕らがいなくなっても、次の世代の人たちも、次に来る先生たちも含めて、風化させないようにするべきだなと思いました」

自死遺族・みかさん
「しっかり考えてくれている。まさか子どもたちの口から風化させてはいけないというのが(出てくるとは)。そう思ってくれるだけで私たちとしては救いになる」

生徒の自死から5年。今、遺族と学校は手を取り合い、命と向き合って、再発防止を誓っています。

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【取材後記】
我が子を亡くしたみかさんは、「どの親にも同じ思いはしてほしくない」と、自分の経験を少しずつ話していきたいと決意しています。コザ高校だけではなく、様々な現場で意識改革が求められています。(下地麗子)

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