九州防衛局に務める男性職員が、パワーハラスメントの調査をめぐって2年近くの間、結果を教えてもらえず精神的苦痛を受けたとして、国に慰謝料を求めた裁判。

福岡地裁は国に対して5万円の賠償を命じました。

この裁判は九州防衛局に勤める50代の男性職員が、パワハラを受けたとして専用窓口に相談したところ、調査から2年近く結果を教えてもらえず精神的苦痛を受けたとして、国に対して200万円の慰謝料を求めたものです。

6日、福岡地裁の加藤聡裁判長は防衛省が回答を行うべき時期から10か月あまりにわたり、男性の案件を放置していたと認定。

「職務上の法的義務を怠った」として国に5万円の支払いを命じました。

訴えを起こした男性職員
「このまま握りつぶされていくのか、放置され闇に葬られるのかということを考えるとやりきれなかった。なので少し自分の気持ちも晴れたというか晴れます」

防衛省は「判決内容を慎重に検討し、適切に対応していく」とコメントしています。