自身の辞任を問うアンケートを行ったツイッターのイーロン・マスクCEO。「辞任」賛成が過半数を占めるなか、きょう午前、トップを辞任する考えを示しました。
ツイッター イーロン・マスクCEOの投稿
「CEOを引き受けるほど愚かな誰かを見つけたら、すぐCEOを辞任します」
きょう午前10時過ぎ、ツイッターにこう投稿したマスク氏。おととい行った、自身がCEOを辞任すべきかどうかを問うアンケートの結果で辞任賛成が過半数を占めていて、これを受けた判断とみられます。
「言論の自由」を強調し、10月にツイッターを買収してCEOに就任したマスク氏ですが、2か月足らずの間にたびたび物議を醸してきました。
経営改革を進める一方、およそ7500人いた従業員の半数を解雇。残った従業員には「激務か退職か」の二択を迫り、従業員は買収前の3分の1程度に減ったとみられています。
また、永久停止されたトランプ前大統領のアカウントをアンケートに基づいて復活させるなど、ルールをめぐる判断にも批判や疑問の声があがっていました。
こうしたなか、広告出稿を停止する企業が相次いだことで、経営状況はさらに厳しくなっているとみられます。
「辞任後はソフトウェアとサーバーのチームを率いるだけになる」としたマスク氏。アメリカメディアは後任探しが本格化していると伝えていますが、ツイッターのオーナーとして、会社の意思決定に対する影響力は変わらないとみられます。
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