地形を体感!高低差45mを攻略した二重らせん構造の「河津七滝高架橋」

静岡県賀茂郡河津町を走る国道414号には、二重らせん構造のループ橋「河津七滝(ななだる)高架橋」が存在。この地域周辺は伊豆東部の火山群に属し、昔から繰り返す噴火と溶岩流の影響を受けたため、地形が急峻でその高低差は45mにも及びます。

ループ橋ができる前にはつづら折れの道がありましたが、1978年に発生したマグニチュード7.0の伊豆大島近海地震により崩落。道路の復旧は困難な状況に。

伊豆半島は複数のプレートがぶつかり合う位置にあることから、日本有数の地震多発地帯とされていたため、いずれ起こるであろう地震に負けない道路を目標に、二重のループ橋の建設が計画されました。

45mの高低差を解消しつつ、地震や土砂災害に強いルートを設計し、復興のシンボルとしての役割も担う、シンボリックな“らせん構造”の建設が進行。そして、地震発生から3年後の1981年。全長1064m、直径80mという大規模な二重のループ橋が完成しました。